昨日と打って変わって穏やかな天気
2019年2月7日 09時13分2月も一桁の日にちが終わりをむかえ、いよいよ来年度へのカウントダウンを意識するころになりましたね。そういえば、節分や立春が過ぎ、ご家庭では、「鬼は外、福は内」というイベントも行われたかと思います。豆まきや最近では賛否両論ある中で恵方巻なんていうものも登場していますね。むかし、私が小さいころ、節分の豆まきに片付けが結構大変だったため、ある年から包み紙にくるまれたお菓子を投げていました(笑)子ども心に豆よりおいしかったのでうれしかったのを覚えています(笑)節分のお話が台無しですね(;^_^A
でも、こうした季節ごとのイベントは、四季のある日本ならではのものが多いですよね。昔から私達日本人は季節感を大切にする民族なんだと思います。しかし、時代の流れとともに私達の生活の中から季節感は少しずつ少なくなってきていますよね。
その理由として、物事においてその多くが、「便利なのか、そうでないのか」を判断基準として考えられ、そうでなければなるべく回避したり、省略しようとするようになってしまいました。また、核家族化が進み、そういった日本古来の文化を代々伝えることが難しくなってきたことなどではないでしょうか。だからこそ、今の時代はわざわざ季節感を忘れないように手をかけてやる必要がでてきました。意識してそれらを少しでも行うことで失ってしまわないようにしていく必要があるのではと思います。
また、節分の次の日が立春ですね。でも立春はうるう年の関係で、4年に一度は2月3日になります。今年は2月4日でしたね。愛媛県では、この立春の日に昔の元服につなんで少年式を行っています。今は20歳で成人式をむかえますが、昔は14歳を一人前の成人として考えていたのですね。この「少年式」という名前はどうやら愛媛が発祥のようですね。いくつかの県で「立春式」や「立志式」と呼ばれて行われているようですが、全国的な知名度は低いようです。丁度、少年法の見直しも行われている昨今、自分の行動に責任を負うことになるこの年齢で、自分を見つめ直す良い機会と考えれば、素敵な行事ですね。卒業生の皆さんも先日、それぞれの中学校で記念行事が行われていました。おめでとうございます。