理科の実験4年生 水の不思議
2019年10月25日 23時25分理科の醍醐味は、なんと言っても実験ですよね。頭でわかっているつもりでも実際に実験してみると、まさに『百聞は一見にしかず』ということわざ通り、驚きと発見の連続となりますよね。ひとつの実験をすると、また疑問が湧いてきて、それを確かめたくて、また条件を変えて実験をしてみる。「なぜ?」を追い求めることが出来る理科、科学分野は、また他教科にはない魅力にあふれています。特に『水』については、こんなに有名で誰もが当たり前に知っていると思っている物質ですが、他の物質とはまるで異なった特異性を持っています。高校でも勉強はしない、できないほど、高度なことが含まれています。今回は『沸騰』の実験でしたが、水という液体が気化して目で見えなくなり、大気中に放出され、冷やされるとまた水に戻りますよね。冷やすと、、、固体、つまり氷になり、なんとその瞬間体積は大きくなるのです。だから氷は水に浮かびますよね。他の大抵の物質は、冷やすと体積は縮まり、熱すると膨張しますよね。だから鉄道のレールは切れ目があって伸び縮みをコントロールしています。これはおおよそみなさんが知っている水の分子構造H2Oの特異性がなせる技ですが、そこまでなぜという疑問を追求しようとする子どもがいて、昨年ビックリしたのを覚えています。その子どもの反応にワクワクドキドキしたのを覚えています。科学の道に進む子がいるかもしれません。こういったワクワクをいつまでも大切にして欲しいなぁと思います。