春がそこまで来ています 相手を知るということ
2020年3月11日 18時23分天気も良くて、日差しもたっぷりの今日、臨時休校中のみんなはどう過ごしていますか?
3.11 東日本大震災が起こって、9年がたちます。その当時の映像は今でも信じられない規模で、災害の怖さを物語っています。自然の前では人間の力なんて、ほんとにちっぽけなものだと痛感します。だからこそ、しっかりと地球とともに共生していかなければとも思いますね。その地震災害に伴って、原発事故による災害と世界的にも類を見ない大惨事となりました。FUKUSHIMA50という映画も公開されていますね。今は新型コロナの影響で映画館もどうなのかはわかりませんが、興味深い映画ですね。
そんな中でも、時間は刻々と過ぎていて、松柏小の桜たちは、今か今かと準備できています。もう早い桜の木はつぼみを膨らませています。嬉しいのは(虫が苦手な方も多いと思いますが)、毛虫ハンターこと、サシガメがたっぷりと繁殖していることです。まだ、子どもなのでよく見ないと見逃しそうですが、日向ぼっこしに桜の幹にたくさん顔を出していました。昨年の春も大活躍してくれて、特にイラガなどの毛虫の幼虫をチュウチュウ食べてくれていました。そのおかげで、消毒なしで過ごせたくらいです。秋は、サシガメの個体数が少なくて、消毒することにしましたが、、サシガメたちまで駆除されてしまったらどうしようと心配していました。また、イラガなどの毒のある毛虫たちは、派手な蛍光色でちゃんと「自分たちには毒があるから触るなよ」と警告してくれています。そのサインは私たちがちゃんと受け取って、事故にならないようにしなくてはいけません。うまく共生していくというのは、相手を知るってことなんですね。なんでもこちら側の勝手に合わせることではありません。何だか、人間同士の人間関係作りとも同じですね。相手のことをちゃんと知って理解して受け入れるということがとてもとても大切だということです。毛虫には天敵のサシガメがいます。それぞれが役割を果たすことで、上手く世界は回っていくのです。また長くなりそうなので、この辺で切り上げますね。みんな違うのは当たり前なのだから、違いを認め、受け入れる、そして何度でも向き合うことが大切なんですよね。みんな自分と一緒というのは、危険な思想になるときもあります。もちろん、みんなと同じように感じられることも必要です。
そういえば、木の中で冬眠中のアマガエルにも会えました。まだ、ちょっぴり眠そうでした。