三島東中学校見学 6年生
2020年2月21日 15時55分三島東中学校の校長先生の話で始まった中学校見学会は、約1時間半、校内を回りながら行われました。授業見学は、小学校の社会科でも習った「参勤交代」など知っている言葉も聞こえる中、国語、理科、美術、家庭科など、中学生の学ぶ姿をそばで見させていただきました。3年生はもうすぐ受験という大切な時期に、見学する小学生に優しい表情と声を返してくれました。どの学年も笑顔を返してくれる姿に、来年度から同じ校舎で学ぶ6年生たちは安心していたようです。
授業見学後は、生徒会の皆さんから、中学校生活について心構えやアドバイスがありました。
「勉強」自分らしい勉強法を見つけると楽。例えば、自学ノートにテスト勉強をする。それは、30分でも1,2分でも、毎日続けること。継続は力なりです。
「部活動」3年間続けられるものを見つけましょう。最後までやり遂げることが大切。部活動ではたくさんの出会いがあり、かけがえのない思い出ができること。
「人間関係」正直、友達ができるか心配な人もいるかもしれません。大切にすることは、悪口を言わないこと。小学校でもよい関係を作るためにしていると思いますが、本当に大切。そして、挨拶。思っている以上に人と人との距離を近づけることです。
学校行事は、自分たちでできることが増える。自分たちで計画していく。だから、自分自身をコントロールしないと、後で大変になってくる。
体験してきた先輩たちの語る言葉の重さを感じながら、自分の中学校での姿を想像した子も多かったのではないかと思います。
その後、3年生が合唱を披露してくれました。混声4部合唱の『ふるさと』と混声3部合唱の『旅立ちの日に』の2曲。小学生とは違う声の質、その美しい響きや重なりを体いっぱいで感じてきました。まさに、最初の挨拶で校長先生がおっしゃっていた「耳、目、心、そして今日は身体全部で東中学校を感じて帰ってほしい。」の言葉通り、体いっぱいで感じられる時間を過ごさせていただきました。
各校代表のお礼の言葉では、中学校生活のルールが分かったこと、部活動を頑張りたいと思いを新たにしたことなど、見学を通して感じたことや中学生活への期待、感謝の言葉が続きました。三島小学校、中曽根小学校の子たちと接点はなかったのですが、先日の入学説明会に続き、来年度一緒に入学するみんなで過ごせることも、子どもたちにとってはいい経験になりました。
何か一つのことをするために、みんなで力を合わせてすることが多いのが中学校ですよ、という話もありました。入学まで期待と不安が行き来するかもしれませんが、「みんなで」「自分たちで」作り出していく中学生活を楽しみに、小学校生活の締めくくりをしようと感じられた時間でした。中学生の皆さん、先生方、本当にありがとうございました。