感動の卒業証書授与式
2019年3月22日 14時51分ついに6年間という長くて短い小学生の時代に幕を閉じる日が来ました。もう君たちと一緒に授業したり、行事で盛り上がったりできません。成長を喜ぶとともに、寂しさに包まれる複雑な心境ですよね。それにしても立派な卒業式でした。
今年度は、卒業生が入場するまでの待ち時間に5分程度の思い出動画を観ていただき、準備万端で始めました。もうすでに涙腺が崩壊している保護者の方もいらっしゃって、前段階のウォーミングアップとして効果抜群だったようで、ほっとしました。在校生のみんなも物も言わずに静かに観ていました。もうひとつは、6年生の教室に続く階段に魔法をかけて、祝福ムードを盛り上げました。急きょ頼んだことなのに、先生方の行動の速さと丁寧さに驚きました。
厳粛な中、担任の先生の想いと、それにこたえようとする子どもたちの想いが、目に見えるかのように伝わってくる「卒業証書授与式」でした。互いに呼応する、阿吽の呼吸とでも言いますか、ジーンと響く卒業証書授与式に自分の息をのむ音が聞こえるような緊張感すらありました。卒業生の6年生は、常に視線、姿勢、言葉、声を隅々まで意識して、最後の小学生としての時間を惜しむかのような振舞いでした。数々の場数を踏み経験豊富な校長先生ですら、その姿とまっすぐに伸びた視線に式辞では感極まってしまう場面も見られました。会場中のみんなも一気に感情が高ぶり、感動の卒業式として心に残る式辞をいただきました。
全力で、歌で卒業生への感謝の気持ちを表し、卒業生からは在校生へ松柏小学校の誇りと伝統を引き継ぐが如く返歌してくれていました。迫力があり、いつも音楽の授業で気をつけていた「美しい声」を意識して歌えていたと思います。
名残は尽きませんが、新しい門出を祝して、卒業生退場を在校生みんなの合唱で送りました。
最後の学活はこれまた大盛況で、時間を惜しみ、最後の最後まで感謝の気持ちをしっかりと伝え合っていました。
お見送りは、ファンファーレバンドの生演奏つきで、在校生みんなで行いました。自慢の芝生から校舎を回り、正門からさようならしました。、、、が、なぜか、どうしてか、ぐるっと回って東門から卒業生が帰ってきたのです。
???ん??と思っていると、サプライズ好きの卒業生が用意周到準備していたようです。一緒に松柏小を卒業する校長先生へどうしても感謝の気持ちを伝えたいと保護者の方々とともに企画したようで、担任の先生もその案に乗っかりました。ホントに温かい学年、学校だなぁと、まさにこの1年、校長先生がいつもおっしゃっていた「相手の気持ちを考える」「喜ばせごっこ」の集大成なんだなぁと感じました。思わず目頭が熱くなるシーンでした(/ω\)
卒業生の皆さん、最後の最後まで、感動をありがとうございました。これからの活躍を楽しみにしています。いつでも松柏小学校は君たちのオアシスとして、見守っていますからね。